昨年師走以来の逢瀬 ～古き良き自由が丘にて～
昨年12月以来、かつての恋人と再会いたしました。
逢瀬の場所は、昔二人でよく訪れた自由が丘。
彼女は、生まれも育ちも自由が丘で、今もこの地に住んでおります。
昨年12月に久しぶりに再会し、今回はそれ以来の逢瀬でございました。
自由が丘を歩くのは、十年以上ぶりでしょうか。
よく通った店は姿を消しておりましたが、懐かしい想いが胸に込み上げてまいりました。
昼餉は「揚げ物スタンド たのしみち」にて
以前、動画共有サイトで拝見し、気になっていたお店でございます。
彼女の家の近くやもしれぬと思い尋ねてみたところ、調べてくださり、昼餉の仕舞い間際に滑り込むことができました。
私は鯵フライと唐揚げの定食、
彼女は盛り合わせフライを注文いたしました。
注文後に気づいたのですが、こちらのお店の名物は「鶏の素揚げ定食」とのこと。少々、選択を誤ったやもしれません。
しかし、どれを食しても外れのないお店であると確信しております。実際、大変美味でございました。
店内には、”まいう〜”の石ちゃんこと、石塚英彦氏の写真が数多く飾られておりました。折に触れて訪れるお店なのでしょう。
定食屋というよりは、居酒屋の雰囲気が強く、夜に訪れる方がより楽しめるやもしれません。
店内が清潔であることも好印象でございました。
ただ、昼餉としてはやや値が張る印象。しかし、昨今の世情を鑑みれば、致し方ないことかもしれません。
また訪れたいお店でございます。
自由が丘逍遥
店を出たのは午後3時頃。少し歩いて自由が丘へと向かいました。
道すがらのコンビニエンスストアで珈琲を買い求め、陽だまりの中で腰を下ろし、いただきました。
30分ほど言葉を交わしました。
その後、熊野神社へ参詣することに。
訪れるのは幾十年ぶりでしょうか。最後に訪れたのがいつだったか、記憶が定かではございません。
彼女と交際していた頃、何度か訪れたことがございます。
熊野神社は縁結びの神様として知られているとのこと。
彼女がこちらへ参りたいと申したのは、そのような理由からでしょうか。
昔も彼女に連れられて参拝し、その後、交際が始まったような気がいたします。
珈琲茶館 集 にて喫茶
参詣の後、駅前の「珈琲茶館 集」へ。
今度は紅茶を所望いたしました。
私は「東京珈琲ろーる」、
彼女は「ほろ苦いりんごと胡桃のガトーバスク」を注文。
お茶を愉しんだ後、再会を約し、お別れいたしました。
何年も会わずにいたのに、ここ数ヶ月で二度も会うことになろうとは。
一体、なぜなのでしょうか。
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